Political Governance

政治

中国の政治制度、統治構造、政策決定、国家と文化・社会の関係、政治思想などに関する記事を紹介します。

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【Article】中岡まり:基層ガバナンスにおける共産党の存在―党群服務中心からみる

【Article】中岡まり:基層ガバナンスにおける共産党の存在―党群服務中心からみる

2026年9月に広州を訪れ、社会治安総合治理総合治中心(以下、総治中心と略す)、社区居民委員会、党群服務中心などを観察することができた。基層ガバナンスにおいては社区の党組織の書記が総治中心とグリッド化服務管理中心の主任を務め、総治中心は統一的なプラットフォームとなり、基層住民のワンストップサービスとして機能するとされている。しかし、実際に区レベルの総治中心と社区レベルの総治中心を訪れてみると、透明な自動ドアは閉じていて、一般市民が入っていける雰囲気ではない。これに対して、党群服務中心はドアが開いていて、入りやすい雰囲気があり、実際に私たちもいくつかには入っていくことができ、より市民に開かれたサービス拠点と思われた。基層ガバナンスの中で党の指導する街道社区・居民委員会と共に党組織を基盤とする党群服務中心が存在感を高めることは何を意味するのか。

基層ガバナンス 社区 党群服務中心
【Article】小嶋華津子:中国の「法治」と「大湾区」構想

【Article】小嶋華津子:中国の「法治」と「大湾区」構想

習近平政権の下で、「法治」は中国政治を理解するうえで、ますます重要なキーワードとなっている。その射程は広い。一方には、党・国家機関や市場・社会を法規範によって規律し、汚職を取り締まり、秩序ある統治を実現しようとする国内の「法治」がある。他方、近年とりわけ重視されているのが「渉外法治」(対外関係に関わる法治)である。そこには、米国などによる国内法の域外適用や経済制裁に対抗するための法制度を整備するという側面と、国際的なルール形成における中国のプレゼンスを高めようとする側面がある。

法治 大湾区 香港 マカオ