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研究者・専門家との対話を通して、中国を多角的に考えるためのポッドキャストです。シリーズ「中国を読む――書き手と語る、問いと視角」を中心にお送りします。

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中国を読む――書き手と語る、問いと視角

中国を知ることは、かつてなく難しくなっています。情報は増え続けているのに、確かめられることは、増えていない。

必要なのは、情報の量ではありません。断片的で、ときに矛盾する情報を照らし合わせ、何が確かめられて、何が、なお分からないのかを見極める。そういう「読み方」です。

「中国を読む」は、中国をめぐる書籍や論考を、書き手本人とともに読み解くポッドキャスト。近いからこそ見えるものがあり、近いからこそ見落とすものもある。日本から、中国を読みます。

司会は、慶應義塾大学総合政策学部教授の加茂具樹です。

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駒形哲哉さんと『自転車に乗って見る日中経済』を読む
経済

【中国を読む】駒形哲哉さんと『自転車に乗って見る日中経済』を読む

日本で売られている自転車の約85%は、中国で組み立てられている。円高でも円安でも、この比率は長らく動いていない。今回は、慶應義塾大学経済学部の駒形哲哉教授をお迎えし、著書『自転車に乗って見る日中経済 コロナを超えて』(霞山アカデミー新書、2021年)をめぐって語っていただいた。部品の少ない工業製品だからこそ見えやすい産業の全体像、そして日本が中国に頼らざるをえなくなった構造の実相まで。自転車という身近な乗り物は、日中経済の何を映し出すのか。具体的なエピソードを交えて聞いた。

駒形哲哉
段瑞聡さんと『蔣介石と新生活運動』『蔣介石の戦時外交と戦後構想』を読む
政治

【中国を読む】段瑞聡さんと『蔣介石と新生活運動』『蔣介石の戦時外交と戦後構想』を読む

蔣介石を、どう呼ぶか。反日の指導者、反共の指導者、日本にとっての「恩人」、台湾の「権威主義者」。その呼び名は、時代と場所によって大きく揺れてきた。今回は、慶應義塾大学商学部教授の段瑞聡さんをお迎えし、著書『蔣介石と新生活運動』(慶應義塾大学出版会、2006年)と『蔣介石の戦時外交と戦後構想 1941-1971年』(慶應義塾大学出版会、2021年)をめぐって語っていただいた。高校時代の既視感に始まる研究の出発点から、1941年と1971年という区切りに込めた意図、1949年をまたぐ「連続と断絶」の問い、そして残された国境と領土の問題まで。蔣介石を読み直すことは、私たちの現代中国理解に何をもたらすのか。具体的なエピソードを交えて聞いた。

段瑞聡
林秀光さんと『中国共産党と三峡ダム』を読む
政治

【中国を読む】林秀光さんと『中国共産党と三峡ダム』を読む

一つのダム計画を決めるのに、なぜ中国の最高権力機関である全国人民代表大会(全人代)の議決が必要だったのか。今回は、慶應義塾大学法学部教授の林秀光さんをお迎えし、著書『中国共産党と三峡ダム 国家プロジェクトの政治過程』(慶應義塾大学出版会、2025年)をめぐって語っていただいた。卒業論文のテーマ探しのなかで出会った一つのニュースが、やがて生涯の研究テーマへと育っていく。約1世紀におよぶ三峡ダムの紆余曲折をたどりながら、林さんは、既存の中国政治研究の枠組みをどう乗り越えたのか、そして次に何を問おうとしているのか。研究の動機から舞台裏、「書き終えてもなお、わからないこと」までを聞いた。

林秀光
岩間一弘さんと『中国料理の世界史』を読む
文化・社会

【中国を読む】岩間一弘さんと『中国料理の世界史』を読む

ラーメンも餃子も、いまや日本の食卓に欠かせない。そして中国料理は、アジアの各地でも、それぞれの土地の「国民食」へと姿を変えてきた。今回は、慶應義塾大学文学部の岩間一弘教授をお迎えし、著書『中国料理の世界史 美食のナショナリズムをこえて』(慶應義塾大学出版会、2021年)をめぐって語っていただいた。上海留学で芽生えた問題意識から、東南アジアを歩き、食べ、調べたフィールドの日々、そして本書に描ききれなかった中国国内の奥行きまで。「食」という身近な入口は、私たちの中国理解をどうほぐしてくれるのか。具体的なエピソードを交えて聞いた。

岩間一弘